柿の葉寿司は日本最古の都奈良、
そして紀の川沿いの和歌山方面の
名産として有名です。
特に紀の川沿いの地方では、
各家庭において祭りや祝い事の都度、
作られてきました。

「我が家のはは、ばば、かあちゃんこそ、
日本一の柿の葉寿司の名人である」と
自慢のタネとするのがこの地方の特色でした。
そんな紀州かつらぎを代表するのが
柿の葉寿司であります。

弁慶食品はそんな風土を受け継ぎ
永きに伝わりし伝統の味を
次の世代へと繋げてゆきたいと
一つひとつ
愛する家族に食べてもらうような想いで包んでいます。
皆、みんな、仲睦まじく、
笑顔の真ん中に柿の葉寿司を。

魚を選ぶ。〈鯖〉

柿の葉寿司に最も合う濃厚な旨味と脂の乗った
静岡県焼津産の鯖を贅沢に使用しています。
一口含んだ時に
鯖の風味と旨味が溶け出すように、
伝統の手法で丁寧に仕上げました。
昔から変わらないからこそ、
手抜きの味はすぐに分かります。
手を抜かず、当たり前のことを大切に。
当店を代表する逸品です。

魚を選ぶ。〈じゃこ〉

川魚(じゃこ)を昔ながらの製法で
素焼きし、当店独自の手法で甘く
炊き上げたものを柿の葉で包んでいます。
他府県のお客様からは
「たいへん珍しい」と
とても喜んで頂いております。
魚が苦手な方やお子様にも大人気の
当店自慢の柿の葉寿司です。

魚を選ぶ。〈さけ〉

その都度その都度、
最高の鮮度と味で産地を選び
厳選調達しています。
緑濃い柿の葉を開けた時に広がる感動を追求し
彩りのよいものを吟味しております。
贈り物にも喜ばれる当店人気の逸品です。

米を合わす。

押し寿司に合う米を探し、
漸く「初霜米」にたどり着きました。
「初霜米」はお米の中でも特に収穫時期が遅く
初霜の降りるころに実ることからその名前になりました。
岐阜県美濃地方で生産され、
生産量のその少なさから
「幻の米」ともいわれています。

さらに、食味、甘味を引き出すために
3種類の米を独自でブレンドしています。
光沢、旨味、甘味のベストなバランスと
冷めても美味しい弁慶のすし飯を
ご賞味ください。

葉を香る。

柿の葉寿司に使用するのは
渋柿の葉です。
渋柿には抗酸作用があるタンニンが
とても多く含まれています。
弁慶では、一枚一枚厳しくチェックし
品質、衛生面で
当店の基準に合格したものだけを
使用しています。

技で仕上げる。

魚の味。
米の炊き方、酢の合わせ方。
葉の大きさ、香りで包む。

そして柿の葉寿司は作りたてよりも
時間をおいて寝かせることで旨味が増します。
鯖の旨味、柿の葉の香り、すし飯の甘味。
すべてが一体となります。
食べどきを見極めた弁慶の柿の葉寿司を
どうぞ味わって組みてください。